保護者の方の勉強室

習慣化するためには・・・?(7月号)

 

親御さんもなにかを習慣化しようとしたとき、

 

一度は三日坊主になったことがあると思います。

 

 

 

三日坊主になる最も多い原因は、

 

「今日ぐらいいいだろう。」

 

という例外を認めてしまうことです。

 

毎日、日記をつけようと決意したものの、

 

途中で一度でも「今日ぐらい・・・。」という日があると、

 

ずるずると「今日ぐらい」という例外の日が増えてしまい、

 

いつしか例外が例外でなくなったという体験を

 

お持ちの方も少なくないと思います。

 

 

 

いったん「やる」と決めたら、

 

例外を認めないことが、

 

その習慣化する最良の方法です。

 

 

 

このことは、お子さんをしつけるうえでもとても重要なことです。

 

しつけの基本は、何事にも動じない一貫性にあります。

 

 

 

同じ事をして注意されたり、許されたり、

 

しつけに例外を認めることは、

 

お子さんのわがままを助長するようなものです。

 

 

 

いくらお子さんに「今日だけは例外だよ。」と念を押しても、

 

例外を認めてしまえば、

 

次回も許してもらえると期待します。

 

 

 

いったんくずれたルールを回復させるためには、

 

信用と同じで、ゼロからの出発よりも何倍も難しいのです。

 

 

 

しつけを効果的に行うには、

 

最初から例外を認めない姿勢を貫いておけば、

 

あとはスムーズにいくはずです。

 

 

 

自分自身も同様に、例外を作らないように気をつければ、

 

習慣化することも苦ではなくなるでしょう。