保護者の方の勉強室

ノートの書き方って重要?(12月号)

保護者の方は、お子様が学校や塾、宿題などで

書いているノートを見た事がありますか?

 

ノートは、ただ黒板に先生が書いた内容を

写すだけでの物ではありません。

ノートの使い方で、学力向上が図れ、

飛躍的に学力が伸びることがあります。

しかし、お子さんは、ノートにただ写すだけが目的になっている場合が

よくあります。

 

・自分でも読めないくらいに汚い字で写したノート

・色とりどりに鮮やかになっているノート

・小さな字で、書いてあるノート

・鉛筆やシャープペンだけでただ写しただけのノート

上記の様に、沢山のタイプのノートがありますが、

お子様のノートは、どんなタイプでしょうか?

 

小・中学校では、ノートの作り方、板書の写し方や、

宿題ノートの作り方などを教えてもらえません。

お子さんのノートの書き方で

小学校入学時点から大きく学力の差がついてきます。

 

たかがノートと思われる方もおられるはずです。

しかし、ノートの作り方で大きく学習能力に差が付きます。

 

自分自身で作るノートは、本屋でお金を出して手に入れる参考書よりも、

一番自分自身の最強のアイテムになります。

 

ノートのとり方で、今の成績結果を大きく向上できることは、

お子さんは知っていますか?

そこで、もう一度ノートのとり方、作成の仕方を考えてみましょう。

 

ノートといっても、

学校の授業ノート、漢字練習用ノート、単語や英文を練習するノート、

計算をするノート

等さまざまあります。

 

ノートを作る基本は、

「自分だけの参考書作りノート」

「自分だけの足跡を残すノート」

の2つに分かれます。

 

「自分だけの参考書ノート」は、

自分用の「どらえもん」を作る様なもので、

自分を助けてくれる為のノート作りです。

 

「自分だけの足跡ノート」は、

「タイムマシーン」を作る様なもので、

自分が問題にチャレンジした経過や

テスト結果などを残すノート作りです。

 

それぞれのノートの重要性を理解してもらうことから

始めるとよいでしょう。

 

保護者の方が、会社でメモや手帳を使う時、

何を残すため、何の為に、書いているのか。

保護者の方が、学校の集まりや町内の集まり参加したり、

サークルや習い事に参加した時などに、

何を書きとめておきたいか。

 

上記のことをしっかり考えることは、

ノートに残す事の大切な意味にもなります。

 

是非、お子様のノートを見て頂き、

ご家族でノートの大切さをお話しして見る事が、

一番良いと思われます。