ノートの作り方一つで、成績の差が大きくなります。
ノートの作り方は基本的に、2つに分類されます。
その一つが、「自分だけの参考書作りノート」です。
現在、お子さんが学校の授業で先生が黒板に書いている事を、
どの様に写していますか?
○多彩な色使いで、鮮やかな色彩豊かなノートになっていませんか?
〇後で見直したら、君が書いた字なのに読めないことはありませんか?
〇何が重要か、どれが問題を解く公式なのか、わかりますか?
〇どれがポイントで、
テストに出題される可能性のある情報か区別できていますか?
〇君が覚えないといけないことは、ノートに書き写せていますか?
一般の参考書は、多様多彩な情報が沢山あふれているため、
今、自分が必要な情報はどこに書いてあるか、
わからず調べる事を辞めてしまうお子さんが多いはずです。
きっと、親御さんに買ってくれた参考書もお子様は、
『調べるのが面倒くさい』
『調べても解らない』
『どれが必要か解らない』
などの理由で、ほとんど使っていないのではないですか?
お子さんが使うべきアイテム(公式など)やポイントは、
学校の授業や塾で自分自身が教えてもらった情報であり、
自分の知らなかった情報こそが自分自身にとって必要な情報なはずです。
その大切な情報を見直せる様に、残す事がノート作りの基本です。
◎1ページごとに右側から10マス(1/4)程の場所に赤ラインを引いて、公式・知らない単語や漢字・新しい単語や漢字・知らない言葉などを書く。
◎残りの(3/4)に、例題や練習問題・授業中にお子様のチャレンジした問題や先生の添削を書く。
◎問題を必ず各ページの上部(赤ラインより上)に
一問ずつ書くこと。
※問題を書き出すとき、一度問題が自分の頭の中を
通って手に伝わりノートに書くので、
問題が解けなくても、何を言われているかが
整理でき、そして理解できるので
成績向上に結びつきます。
◎下部(赤ラインより下)に自分の解答を書く。
※式と答えしか書かないのは、解かない方が良い!!
※計算の途中過程も必ず書くこと。
◎学校での実施される単元確認テスト・中間テスト
・期末テスト・実力テスト・模擬テスト
・塾でのテスト・小テストなど何でも構いません。
※できたところは、ハサミで切って捨てましょう。
※できなかった問題をノートの上部に貼り付けましょう。
(両面のプリントの場合は、コピーをとって
貼り付けましょう。)
◎中段に君がもう一度、チャレンジして解いてみましょう。
◎もし出来なかった場合は、下部に正解を調べて必要な公式などを記入しましょう。
◎その問題が、できる様になるまで何度も繰り返し
チャレンジしましょう。
※難関高校、有名私学中学なのどに受かる生徒のほとんどは、
多種に渡り問題集などに手を出す前に、
出来なかった問題を必ず解き直しをしています。
今出来なかった問題は、必ずまた出会います。
出会った時に復習する事が、学力を飛躍的に伸ばす近道です。
是非、ご家庭でもノートの作り方をお話してみては、いかかででしょうか。