ノートの作り方ひとつで、成績が大きく開きます。
ノートの作り方には基本的に、2つに分かれます。
そのひとつが、自分足跡を残すノートです。
①計算ノート
お子様は、算数や数学の勉強で問題を解く時に
途中経過を残す事をしていますか?
問題を解いて間違いの時には、
『間違えた!』『だめだったー!』
だけで、何をどこで間違えたからこの問題は、
×だったのだと考えた事がありますか?
お子様に、是非、問いかけてみて下さい。
実はこの意識付けで、
『いくら勉強しても成績が上がらない人』
『勉強すればするだけ必ず成績の上がる人』の違い
が大きくなり成績の差が大きくなるのです。
お子さんは、計算の途中過程をしっかり残していますか?
後で、見直しことのできる様に計算を残していますか?
〇成績の伸びない生徒
計算の途中過程を残さない生徒
何故、どこで間違ったのかを確認する足跡を残していない生徒
(一生、足踏み状態で成績は絶対伸びません。)
〇成績の必ず伸びる生徒
計算の途中過程をしっかりと残す生徒
自分自身のつまずいた場所を確認できる様に足跡を残している生徒
(必ず成績が伸びます。)
計算の足跡の残し方(例)
(良い例)
3(2X+4)+ 2(3-4X)
=3×2X + 3×4 + 2×3 + 2×(-4X)
=6X+12+6―8X
=-2X+18
(悪い例)
3(2X+4)+ 2(3-4X)
=-2X+18
ただ、『間違えてしまった』ではなく、
『何を間違えたのでこの問題は×であった』
の意識改革と注意意識が出来ると向上心が育まれ君は必ず成績が伸びます。
②練習ノート
学校で、
『この漢字を10回書いてきて下さい。』
『この単語を20回書いてきて下さい。』
などの宿題が出ることがありませんか?
お子さんは、先生に言われた回数を書く事を
目的として、本当の目的を忘れていませんか?
覚えることができれば、書くのは1回でいいのです。
暗記ことが目的です。
時には、漢字の冠だけを10回書いて、
後からそれに付け加えるように中身(つくり)を
10回書き加えていませんか?
お子さんに、回数や速さを求めると、
大人的考えは全く通用せず、こなす事をノルマとしてお子さんは受け、
意味のない学習時間を過ごしている場合を多く見受けられます。
大人(学校の先生など)は、10回も書けば覚えるだろう、
柔軟な思考を作る為に早くさせようと思い指導しますが、
お子さんには本意は、全く伝わっておりませんし、理解できていません。
大切なことは、何かを保護者様方が見失わず、
ご指導して頂く事は、とっても重要と思われます。
◎左図の上部(赤ラインより上)に漢字を書き、
下部(赤ラインより下)に、覚えるまで書くことです。
◎覚えることが目的なので、
覚えれば1回でも書くのはOKです。
是非、お子さんの今日からの学習方法を、
見直す機会ではないでしょうか。