保護者の方の勉強室

お子さんにに反省させる時の注意点(7月号)

一生懸命やったことが失敗し、

それを人から叱られる・・・。

 

お子さんでなくても

大人でもうれしいものではありません。

 

お子さんはしかられた事に反発して、

自分の失敗を反省する余裕さえも

失ってしまうこともあるでしょう。

その点、親御さんが、余計なことを言わず「やり直し」をさせると、

お子さんは自分なりに失敗を分析して、

二度と同じ失敗は繰り返さないように気をつけるようになります。

 

また、人から「ああしろ、こうしろ」と言われると、

人間は指示に従っているだけで済むので                      

自分の頭で考えることをしなくなるものです。

 

これでは、指示された時は何とかうまくやれても、                 

次に同じようなことをやる時は

初めてやった時のような失敗をしまうことになります。          

 

勉強も同じです。

ペガサスの学習方法を例にとりますと、                     

「間違えたら、もう一度やり直す・・・」                    

簡単に言えば、

『同じ問題をしっかり考え、100点が取れるまで繰り返させる。      

これだけで学校の授業についていけなかったお子さんが

ぐんぐん実力をつけて、     

学年を越えた問題をスラスラ解いてしまう例が続出しています。

 

このことからも明らかなように、

お子さんに反省させるなら、

しかったり、注意したりすることよりも、

むしろ、「やり直し」をさせる方が

お子さん自身に「なぜそうなのか」を考えさせる事にもなり、

責任感を植えつける事にもできます。

そして、より反省の意味合いも深いものにできると言えます。