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N高等学校

横浜キャンパス
横浜キャンパス

皆さん、こんにちは!

 

学習塾ペガサス横浜六角橋教室の代表・篠田啓彦(しのだひろひこ)です。

 

さて、今回は通信制の「N高等学校」です。

 

ニュースなどで取り上げられているため、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

塾対象の説明会は、9月13日(木)10:30~・横浜キャンパス(横浜駅から徒歩10分程度)で実施され、参加してきました。

 

感想としては、「最先端をいっている」ということでしょうか。

 

この高校の説明会で一番印象に残ったのは、「通信制高校の制度をうまく活用している」ということでした。

 

「N高校」のホームページ

校長先生のお話し

校長先生は、横浜キャンパスにはおらず、Zoomというソフトウエアで生中継でお話をされていました。

 

現在の生徒数は、設立2年半で7,000名以上とのことでした。

 

そして、新しい高校であるが、社会の変化・ニーズによってまだまだ進化していく高校であるとおっしゃっていました。

副校長先生のお話

KADOKAWAとドアンゴ(ニコニコ動画で有名)が2014年に経営統合され、

KADOKAWA・DWANGOになったとのこと。

 

そして、学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校を2016年4月に開校。

 

今年9月の生徒数は7041名で、全国の高校生の460名に1名がN高生とのことです。

 

通信制の制度を活用し、登下校の時間をなくすことができるため、高卒資格を得るための勉強時間は、1日に1~1.5時間程度で済む。

 

残りの時間は、興味のあることに時間を割くことができるとのことです。

 

また、最初から目的をもって入学する生徒はごく少数で、入学する生徒の大部分は自分の夢を探していきたいと思っており、自分の個性を見つけその後の生きる道を探す場になっている。

 

N高校は、当初「ネットコース」しかありませんでしたが、生徒の要望で「通学コース」が生まれたとのことです。

 

週1回、3回、5回から選択できます。

 

N高なら、通学したいと考える生徒さんが増えてきたようです。

 

また、専任の先生の仕事は授業をすることではなく(授業は映像)、生徒の夢実現のため生徒面談中心だそうです。

N高生・共通プログラム

ベーシックプログラム

高卒資格を得るためのプログラムです。

 

映像授業を見て、レポートの提出すると単位が取れる仕組みです。

(これは他の通信制の高校と同じですね。)

 

スクーリングが年に5日間あります。

 

そして、卒業率が現在のところ、98.3%とのことです。これは驚きです。

アドバンスプログラム

このプログラムは個性を伸ばすためのもので、必修ではないとのことです。

 

大学受験対策授業・プログラミング学習・文芸小説創作授業等のネット学習、職業体験・海外大学との国際教育プログラム等のリアル学習が用意されています。

 

「アドバンスプログラム」の詳細

生徒同士のコミュニケーション

Slackというコミュニケーションソフトで生徒同士のやり取りが可能とのことです。

このソフトを使い、週1回ホームルームもあるそうです。

 

また、将棋・サッカー(eスポーツ)などのネット部活、ネット遠足、文化祭(ニコニコ超会議で開催)などがあります。

 

N高生の87.2%が高校に入り新しい友人ができたのことです。

N中等部???

説明会では話は出ていませんが、「N中等部」が2019年4月に設立されます。

 

この学校は、不登校児や今の中学校に不適応な生徒を対象としているようです。

 

中学部は現行の中学校ではなく、中学校に在籍しながら通学します。

 

しかし、フリースクールとは少し違うようです。

 

また、通信制ではなく通学型の学校です。

 

「N中等部」開設の記事

「N中等部」ホームページ